足立成和信用金庫のカードローン・シグマキャッスル300とは
足立成和信用金庫は、本店が東京都足立区にある信用金庫です。同じく足立区にある成和信用金庫と合併して今の形となる前からも、ずっと地元に根ざした歴史のある金融機関です。葛飾区などにある3金庫とは、Σ(シグマ)バンクの名で提携関係にあります。そのため、この4つの信用金庫には、いずれもシグマキャッスル300という商品名のカードローンがあります。
金利についてですが、限度額が少ない場合は大手銀行と変わりませんが、限度額が多い場合は少し高い目になっています。しかし大抵の人は極度額まで借入れることはできないので、通常のカードローンの利用枠で使う分には問題ないと言えるでしょう。また、ローカルな信用金庫ではあるものの、借入や返済も全国の銀行やコンビニATMの利用も可能ですので、地元でしか使えないなどということはありません。
カードローンの契約方法は、他の銀行と同様、インターネット、ファックス、電話、窓口からとなっています。条件としては、専業主婦、パートやアルバイトでも申し込みでも可能となっています。しかし、年金受給者は申し込めないことになっています。専業主婦であっても、配偶者が年金生活者の場合は不可となっています。つまり、本人かその配偶者が何らかの仕事はしていないと借りることはできないということになるのです。
年収のない専業主婦(主夫)がお金を借りようと思うと、普通は消費者金融では総量規制の問題があって審査に通りません。しかし中には、配偶者が連帯保証人になることで融資がおりるところもあります。しかし、家族に内緒でお金を借りたい人もいますので、これも簡単な方法ではありません。その点、信用金庫は総量規制は関係ないため、専業主婦への融資も問題はありません。ただし、総量規制は問題ないとしても、返済能力の問題は残りますので、最低限、配偶者の勤務先のチェックはあると思われますが、地元密着型の信用金庫は、いくぶんか都市銀行よりは審査も通りやすいのではないでしょうか。
パートは嫌だけどお金が借りたいというような人は論外ですが、専業主婦で子供に手のかかる人や、病人を抱えているような人は、短時間の仕事に出るのも難しいことがあります。また郊外ではそう簡単に仕事も見つからないのが現状でしょう。生活に困っている主婦には、なかなか適当な金融機関もないようです。地元密着型の信用金庫が、このような役割を担っていると、助かる人もいるかもしれません。