バイトの人でも借りれます!サラ金の契約からの3ステップ
一般に貸金業のことを、現在では消費者金融と呼んでいますが、以前からの習慣でサラ金と呼ぶ人も少なからずいます。これはサラリーマン金融の省略形ですが、多くのサラ金業者が営業をしていた時代には、その顧客はサラリーマンが多かったのです。しかし今では、女性も若い人も、いろんな人達が消費者金融を利用するようになりました。
若い女性や男性でアルバイトだけで生活している人であっても、もちろんお金を借りることができます。このような貸金業では、一定の収入さえあれば審査に通ることが可能なのです。正社員のような年収がない人であっても問題はありません。ただし、その年収に応じた利用限度額となるのは仕方ないと言えるでしょう。
主婦でパートをしている人でも同様です。一定の収入があれば、主婦であっても消費者金融からお金を借りることができます。パートやアルバイトの場合、その契約時にいくつかのハードルがあります。まず、もしも一定額以上のお金を借りたい場合は、必要書類として、本人確認証以外に年収を証明するものが必要となります。アルバイトの場合は給与明細がありませんので、年度末に発行される源泉徴収票のコピーを提出することになります。もしも失くしてしまっている場合、勤務先で再発行は原則として可能なのですが、無理な場合は市役所で課税証明をとればこの代用となります。
次に、審査には勤務先への在籍確認が必要な場合があります。これは電話確認ですので、配慮は十分になされるものの勤務先によっては不自然な場合もあり、これを嫌がる人も多いのです。勤務先で加入する社会保険証があれば在籍確認の手続きの代用となる場合もあるのですが、アルバイトではそのような保険証はありません。どうしてもこの確認が困る人は、審査の前に相談に乗ってもらうようにしましょう。在籍確認の省略が無理であっても、電話の仕方などこちらの要望に応えてもらえる可能性もあります。
さて審査に通ったとして、最初の借入が無事完了すると肩の荷が下りてほっとする人が多いかもしれませんが、ここから大事になってくるのが返済についてなのです。バイトやパートは、その月によって収入に変動があることが殆どです。その不安定な収入の中で、月々きちんと返済していくことはそう簡単なことではないかもしれません。返済が滞りだすと、癖になって徐々に返しにくくなったりもするにで、そうならないような工夫も必要となってきます。
返済の工夫のひとつとして、自分の銀行口座から自動で引き落としてしまうという方法があります。報酬が振り込まれる口座と同じ口座を指定しておけば、間違いなく返済はできることになります。このように収入と返済が同一の通帳内で管理できることは、返済感覚を狂わさないためにも非常に重要だと言えるでしょう。また、収入に余裕があった場合はその都度返済ができて、しかもその手続きが簡単で手数料もなく可能なところを選ぶのも、消費者金融選びには大事なポイントです。
また、収入に余裕がない場合は、一時的に返済額を減額してもらえるかどうかも同様に大事なポイントですね。このような対応は、こちらから問い合わせば多くの金融機関で可能なはずですが、最初からその点を明示している会社もあります。何かと気の引ける申し出であるために、一言書いてあると安心して利用できますね。金融機関選びは、審査の後も長く利用することを考えれば、このように契約前にも多目に時間をかけて細かい所までチェックしておく必要があります。