カードローンの督促状が来てしまったら…対処と未然に防ぐ方法
私たちの生活に密着しているカードローン。利用者は年々増えています。カードローンを利用したことで生活にゆとりを持てるようになった方も多いでしょう。カードローンはとても便利なものですが、忘れてはいけないことは、借りているお金である、ということです。当たり前のことではありますが、時々、その事実を忘れてしまう方もいらっしゃいます。
借りたお金であるカードローンの支払いは、支払日にきちんと返さなければなりません。毎月決められた日に返済日がやってきますが、うっかり返済日を忘れてしまっていた、なんてことも良くある話です。
支払日に払うのを忘れてしまうと督促状が自宅に届きます。督促状が届くとそれだけでものすごく不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。では、そもそも督促状とは、どんなものなのでしょうか。
督促状とは、カードローンの支払いが支払日に出来なかった場合に届くもので、「支払を忘れていますよ!お金を払ってくださいね」という手紙のことです。カードローンを借りている方であれば、自宅に届くのはそんなに珍しいことでもありません。
とはいえ、やはり督促状が届いたら早めに対処しなければなりません。何をすれば良いのかというと、お金を支払えばよいのです。「え?それだけ!?」と思われるかもしれません。そうです!それだけです。督促状が届いたら、本来支払うべきだった金額を所定の方法できちんと支払えば良いのです。
カードローンでお金を貸している金融機関も、多くの場合は単なる支払い忘れや、銀行の残高不足であろうと考えてくれるのです。「この人は悪気があってわざと支払っていないんだ!」とは思わないので安心してください。督促状が届いてからすぐに支払えば問題ありません。
ですが、もし、督促状が届いたのに放っておいてしまうと、2度3度と督促状がきてしまいます。やがてカード会社から直接電話があったり、カードが使えなくなったりします。更には財産の差し押さえにまで発展してしまうのです。また、自宅の電話番号を登録していた場合、滞納していることが家族にバレて恥ずかしい思いをしてしまうこともあります。督促状がきたら極力早めに支払うようにしましょう。
では督促状が来ないようにするポイントを3つご紹介しましょう。
1.支払日をこまめにチェック!
いくつもカードローンを借りている場合などは特に支払日を忘れてしまいがちです。毎月の支払日をこまめにチェックしておきましょう。手帳に書き込んでおいたり、携帯電話のスケジュール機能を使ってアラームなどをかけておくのも効果的です。支払日当日に支払うのではなく、数日前には支払っておくなど、事前に支払うことを心がけていると、支払い忘れを防ぐことが出来ます。
2.残高を確認しよう
金融機関からの引き落としの場合は、残高不足にならないことが何よりも大切です。また、どの金融機関から引き落とされるのかをきちんと確認しましょう。金融機関の勘違いもよくあるからです。残高は、引き落とし分ピッタリではなく、少し余裕をもっておけるようにしておきます。特に普段あまり使わない金融機関だと、残高がいくらか分からなくなりがちです。こまめに確認してください。
3.支払日に払えないと分かっていたら?
もし、何らかの理由で支払日に払えないことが事前に分かっていたら、カードローン会社に事前に連絡しましょう。早めに連絡することで会社側も理解してくれます。
督促状が届くと気分が沈んでしまいがちですが、きちんと対処して、次からはこないように早め早めの行動をとりましょう。